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皆さんこんにちは!
上甲断熱工業、更新担当の中西です。
本日は第2回断熱工事雑学講座!
今回は、断熱工事のプロセスについてです
断熱工事の具体的な施工プロセスについて、詳細を知りたいという方も多いのではないでしょうか?
このシリーズでは、断熱工事がどのように進行し、どの部分が施工の要となるのかを詳しく解説します。
これを読めば、断熱工事の全体像がしっかりと把握できるはずです!
1. 断熱工事の基本的な流れ
(1) 事前調査
現状把握
現在の断熱性能を確認し、どの部分が改善の対象となるかを特定します。
断熱性が低い箇所は、壁や窓、天井、床など、家の構造によって異なります。
サーモグラフィーの使用
特に寒い季節に効果的な方法として、サーモグラフィーを使用し、外部に熱が漏れやすい箇所を可視化します。
これにより、改善が必要な部分が一目瞭然になります。
(2) 材料選定と計画作成
最適な断熱材の選定
家の構造、気候条件、お客様の希望に基づき、最適な断熱材を選びます。
たとえば、発泡ウレタンは気密性が高く、グラスウールはコストパフォーマンスが良いという特徴があります。
施工計画の作成
どの部分にどの断熱材を使用するか、施工の順序や日程を計画し、効率的な作業ができるよう準備を進めます。
(3) 施工
壁の断熱施工
壁内部に断熱材を挿入したり、外部に吹き付け施工を行います。
特に気密性を高めることが重要です。
天井と床の施工
天井は熱が逃げやすい部分のため、重点的に断熱材を使用します。
床は冬場の冷え込み対策に効果的です。
発泡ウレタンの使用
専用機材を使って発泡ウレタンを吹き付け、隙間なく施工を行います。
特に狭い箇所や複雑な形状の部分に適しています。
(4) 最終チェック
断熱性能の確認
サーモグラフィーを再度使用し、施工後の断熱効果を確認します。
施工前と比較することで効果を視覚的に実感できます。
仕上げと清掃
施工箇所を最終的に仕上げ、現場をきれいに清掃して工事を完了します。
2. 施工のポイント
(1) 隙間を作らない施工
断熱材の隙間があると、そこから熱が出入りしてしまいます。
隙間なく施工することで、断熱性能を最大化します。
特に配管や窓枠周りは注意が必要です。
(2) 湿気対策の徹底
湿気が断熱材に溜まるとカビの原因となるため、防湿シートを使用して湿気をコントロールします。
また、適切な換気システムの導入も重要です。
(3) 耐久性を考慮した施工
断熱材が長期間効果を発揮するように、外部の環境や物理的な影響に耐えられる施工が求められます。
(4) 環境に優しい材料の選定
持続可能な住環境を目指すため、再生可能素材や環境負荷の低い断熱材を選ぶことも考慮しましょう。
以上、第2回断熱工事雑学講座でした!
次回の第3回もお楽しみに!
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