ブログ|上甲断熱工業

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第4回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

上甲断熱工業、更新担当の中西です。

 

 

 

 

 


断熱工事は、快適な住環境を提供するだけでなく、省エネルギー効果によって家計の負担を軽減し、地球環境の保護にも貢献します。

適切な断熱を行うことで、冷暖房の効率が向上し、エネルギーの無駄を減らすことができるのです。

しかし、具体的にどのような仕組みで光熱費が削減されるのか、また環境にどのような影響を与えるのかは、意外と知られていません。

そこで今回は、断熱性能がもたらす省エネ効果について、その仕組みやメリットを詳しく解説します!


1. 断熱工事が光熱費を削減する仕組み

 

冷暖房効率の向上

 

断熱材は、外気温の影響を抑え、室内の温度を一定に保つ役割を果たします。

これにより、エアコンやヒーターの稼働時間が短縮され、エネルギー消費が抑えられます。例えば、以下のような効果が期待できます。

  • 夏の冷房効率の向上
    外の熱気が室内に入りにくくなり、エアコンの冷房効果が持続しやすくなります。結果として、設定温度を極端に下げる必要がなくなり、電気代の節約につながります。

 

  • 冬の暖房効率の向上
    室内の暖かい空気が外に逃げにくくなるため、暖房の熱が持続しやすくなります。これにより、暖房の使用頻度が減り、燃料や電気の消費を抑えられます。

 

温度ムラの解消

家の中で「暖かい部屋」と「寒い部屋」ができると、エアコンや暖房を必要以上に稼働させることになります。

適切な断熱工事を施すことで、部屋ごとの温度差を抑え、家全体の温度を均一に保つことが可能です。

  • 足元が寒い・天井付近が暑いといった不快感の解消
  • 部屋ごとに異なる温度設定をする必要がなくなり、エネルギーの無駄を削減

 


2. 地球環境への貢献

 

CO2排出量の削減

 

家庭で消費されるエネルギーの大部分は、冷暖房や給湯によるものです。

断熱性能を向上させることで、エネルギーの消費量を抑えることができ、結果としてCO2の排出削減につながります。

  • エネルギー消費の削減発電所の負担軽減CO2排出の抑制

 

例えば、日本の住宅全体で断熱性能を向上させると、年間数百万トンのCO2削減が可能だと試算されています。

これは、森林を増やしてCO2を吸収するのと同じくらいの環境負荷軽減効果を持つと言われています。

持続可能な社会への寄与

 

エネルギーの効率的な利用は、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップです。

特に、近年では以下のような点が注目されています。

  • 高性能な断熱材を使用することで、資源の有効活用が可能
  • 住宅の長寿命化に貢献し、廃棄物の削減にもつながる
  • ZEH(ゼロエネルギーハウス)やパッシブデザイン住宅の普及が加速

 

断熱工事は、環境負荷を減らしながら快適な住環境を提供する、まさに「未来を考えた選択」と言えるでしょう。


3. 実際の効果を数字で見る

 

年間の光熱費削減例

 

断熱工事を施した一般家庭では、年間の冷暖房費が約 20〜30% 削減されることが報告されています。

例えば、年間の光熱費が20万円だった家庭が断熱工事を行うと、4万〜6万円のコスト削減が可能になる計算です。

  • 省エネ効果が高い住宅では、さらに削減幅が大きくなることも
  • 初期費用はかかるものの、長期的には大きな節約につながる

 

省エネ住宅の補助金活用

 

政府や自治体は、省エネ住宅の推進のためにさまざまな補助金制度を提供しています。

断熱工事を検討する際には、以下のような制度を活用することで、コスト負担を軽減できます。

  • 国の補助金制度(例:こどもエコすまい支援事業)
  • 自治体ごとの省エネ改修補助金
  • 長期優良住宅制度を利用した減税措置

 

断熱工事は、補助金を活用することで、より手頃なコストで実施できる可能性が高いので、計画を立てる際には各制度の詳細をチェックしておくと良いでしょう。


次回予告

 

次回は、「断熱工事の費用対効果」をテーマに、工事にかかる費用とその回収期間について詳しく解説します!

断熱工事を検討中の方にとって、コストと効果のバランスを理解することは非常に重要です。ぜひお楽しみに!

 

 

 

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第3回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

上甲断熱工業、更新担当の中西です。

 

 

 

 

 


家の断熱性能を向上させるためには、適切な断熱材を選ぶことが重要です。

しかし、市場にはさまざまな種類の断熱材があり、それぞれ特性や施工方法が異なります。

そのため、選び方を間違えると、期待した効果が得られなかったり、施工後に問題が生じたりすることもあります。

このシリーズでは、主な断熱材の種類とその特徴を詳しく解説し、それぞれのメリットや注意点についても触れながら、家に最適な断熱材を選ぶためのポイントをお伝えします。

ぜひ参考にしてみてください!


1. 主な断熱材の種類と特徴

 

グラスウール

 

特徴:ガラス繊維を主成分とした繊維系の断熱材で、一般的に使われることが多い。


メリット:コストが安く、加工がしやすいため、広範囲に施工できる。また、防音効果も期待できる。


注意点:湿気を吸収しやすいため、適切な防湿対策を行わないとカビや断熱性能の低下の原因になる。

発泡ウレタン

 

特徴:現場で吹き付け施工を行う発泡系の断熱材で、隙間なく施工できる。


メリット:優れた断熱性能と高い気密性を持ち、特に省エネ効果が高い。


注意点:施工には専用の機材と技術が必要なため、DIYでは難しく、専門業者に依頼する必要がある。

セルロースファイバー

 

特徴:古紙や新聞紙を再利用した自然素材の断熱材で、環境に優しいエコな選択肢。


メリット:調湿効果があり、結露を防ぐのに役立つ。また、木材のような自然素材を活かした家づくりに適している。


注意点:施工コストが比較的高めで、施工には専門業者の技術が求められる。


2. 断熱材選びのポイント

 

断熱材を選ぶ際には、次のようなポイントを考慮することが重要です。

  • 断熱性能(熱伝導率):熱をどれだけ通しにくいかを示す指標。数値が低いほど断熱性が高い。
  • 施工性:DIYで設置可能か、専門業者が必要かを確認する。
  • コスト:初期費用だけでなく、長期的な省エネ効果も考慮する。
  • 耐久性:劣化しにくく、長期間にわたって性能を維持できるか。
  • 防湿性・調湿性:湿気による劣化を防ぐための対策が必要かどうか。

 

家の構造や気候、ライフスタイルに合った断熱材を選ぶことで、より快適で省エネな住環境を実現できます。


次回予告

 

次回は、「断熱工事がもたらす省エネ効果」をテーマに、断熱性能が家計や環境に与える影響について詳しく解説します!


お楽しみに!

 

 

 

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第2回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!
上甲断熱工業、更新担当の中西です。

 

本日は第2回断熱工事雑学講座!

今回は、断熱工事のプロセスについてです

 

断熱工事の具体的な施工プロセスについて、詳細を知りたいという方も多いのではないでしょうか?

このシリーズでは、断熱工事がどのように進行し、どの部分が施工の要となるのかを詳しく解説します。

これを読めば、断熱工事の全体像がしっかりと把握できるはずです!

 

1. 断熱工事の基本的な流れ

(1) 事前調査

現状把握
現在の断熱性能を確認し、どの部分が改善の対象となるかを特定します。

断熱性が低い箇所は、壁や窓、天井、床など、家の構造によって異なります。

 

サーモグラフィーの使用
特に寒い季節に効果的な方法として、サーモグラフィーを使用し、外部に熱が漏れやすい箇所を可視化します。

これにより、改善が必要な部分が一目瞭然になります。

 

 

(2) 材料選定と計画作成

最適な断熱材の選定
家の構造、気候条件、お客様の希望に基づき、最適な断熱材を選びます。

たとえば、発泡ウレタンは気密性が高く、グラスウールはコストパフォーマンスが良いという特徴があります。

 

施工計画の作成
どの部分にどの断熱材を使用するか、施工の順序や日程を計画し、効率的な作業ができるよう準備を進めます。

 

(3) 施工

壁の断熱施工
壁内部に断熱材を挿入したり、外部に吹き付け施工を行います。

特に気密性を高めることが重要です。

 

天井と床の施工
天井は熱が逃げやすい部分のため、重点的に断熱材を使用します。

床は冬場の冷え込み対策に効果的です。

 

発泡ウレタンの使用
専用機材を使って発泡ウレタンを吹き付け、隙間なく施工を行います。

特に狭い箇所や複雑な形状の部分に適しています。

 

(4) 最終チェック

断熱性能の確認
サーモグラフィーを再度使用し、施工後の断熱効果を確認します。

施工前と比較することで効果を視覚的に実感できます。

 

仕上げと清掃
施工箇所を最終的に仕上げ、現場をきれいに清掃して工事を完了します。

 

 

2. 施工のポイント

(1) 隙間を作らない施工

断熱材の隙間があると、そこから熱が出入りしてしまいます。

隙間なく施工することで、断熱性能を最大化します。

特に配管や窓枠周りは注意が必要です。

 

(2) 湿気対策の徹底

湿気が断熱材に溜まるとカビの原因となるため、防湿シートを使用して湿気をコントロールします。

また、適切な換気システムの導入も重要です。

 

(3) 耐久性を考慮した施工

断熱材が長期間効果を発揮するように、外部の環境や物理的な影響に耐えられる施工が求められます。

 

(4) 環境に優しい材料の選定

持続可能な住環境を目指すため、再生可能素材や環境負荷の低い断熱材を選ぶことも考慮しましょう。

 

以上、第2回断熱工事雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

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第1回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!
上甲断熱工業 、更新担当の中西です。

 

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

 

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

上甲断熱工業 監修!
断熱工事雑学講座!

断熱工事に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

記念すべき第1回目のテーマは!

断熱工事の基本についてです!

 

「断熱工事」と聞いて、具体的に何をする工事なのかご存じですか?

実は、家の快適さやエネルギー効率に大きな影響を与える、重要な工事なんです。

このシリーズでは、断熱工事の基本的な役割や、家づくりにおける重要性について詳しくお話しします!

 

 

1. 断熱工事とは?
断熱工事とは、家の内外を仕切る壁や床、天井などに断熱材を取り付けることで、外気の影響を最小限に抑え、快適な室内環境を作るための工事です。

 

断熱材の役割
断熱材は熱の出入りを抑え、夏は涼しく、冬は暖かい住まいを実現します。

夏:外気の熱が室内に入るのを防ぐ。
冬:室内の暖かい空気が外に逃げるのを防ぐ。

使用される断熱材の種類

グラスウール:コストパフォーマンスが良く、広く使用されています。
発泡ウレタン:高い断熱性能と隙間なく施工できる特徴があります。
セルロースファイバー:リサイクル素材を利用した環境に優しい選択肢。

 

2. 断熱工事の重要性
断熱工事を行うことで得られるメリットはたくさんあります!

光熱費の削減
断熱性能を高めることで冷暖房効率が向上し、光熱費を大幅に削減できます。

 

室内環境の快適性向上
室内の温度ムラを減らし、1年中快適な環境を提供します。

 

健康への良い影響
室内の温度差が減ることで、冬場のヒートショックのリスクが低減されます。

また、結露防止によりカビの発生を抑え、アレルギーのリスクを軽減します。

 

 

3. 断熱工事が必要な場所
断熱工事は、以下のような部分に行われます


家全体の面積が大きいため、最も効果が実感しやすい場所です。

天井・屋根
熱は上に逃げやすい性質があるため、天井や屋根の断熱は非常に重要です。


特に冬場は床から冷気が上がってくるため、断熱材をしっかりと施工することで冷えを防ぎます。

 

次回予告
次回は、「断熱工事のプロセス」をテーマに、実際の工事がどのように進められるのかをご紹介します!

ぜひお楽しみに!

 

以上、第1回断熱工事雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!

 

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お久しぶりです

皆さんこんにちは!

まだまだ残暑が厳しい毎日ですね。体調に気をつけてお過ごしください 。

さて弊社では、一緒に働いてくれる仲間を募集しております!

詳しくは採用情報をご覧ください。

皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

#神戸#保温工#板金工#若手職人

おはようございます☆

神戸市兵庫区の冷媒配管のラッキング工事に行ってきました(^^)/

ホームページ開設しました。

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今後ともよろしくお願いいたします。