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皆さんこんにちは!
上甲断熱工業、更新担当の中西です。
第4シリーズ:断熱工事がもたらす省エネ効果
次回テーマ:「断熱工事の費用対効果 ~投資回収シミュレーションと賢い資金計画」
断熱工事を検討する際、初期費用が気になる方も多いはず。しかし、適切な費用対効果を把握することで、長期的な光熱費削減や補助金活用を含めた賢い資金計画が立てられます。今回は、具体的な回収シミュレーション例と、費用負担を軽減するポイントを詳しくご紹介します♪
項目 | 金額(例) | 備考 |
---|---|---|
断熱工事費用(延床100㎡) | 約150万円 | 天井・壁・床の内断熱+窓断熱(樹脂サッシ) |
年間冷暖房費 | 20万円 | 断熱前の想定 |
省エネ率 | 25% | 断熱後の冷暖房費削減率 |
年間光熱費削減額 | 5万円 | 20万円×25% |
投資回収期間 | 約30年 | 150万円÷5万円 |
ポイント:回収期間はシミュレーション条件により変動しますが、窓や天井など高性能断熱材を重点的に施工すると、削減率が30%以上に向上し、回収期間を20年程度に短縮可能です。
補助額例:最大30万円/戸
対象:省エネ改修工事全般(断熱改修+高効率設備導入)
補助率:工事費の10~30%
申請手続き:事前申請が必要。締切や要件を自治体HPで確認。
減税内容:固定資産税・所得税の優遇
適用条件:所定の断熱性能を満たすことが要件
ポイント:これらを組み合わせると、断熱工事費用の実質負担を50%以下に抑えられるケースもあります。
見積もり比較
複数社から内外断熱+窓断熱の見積もりを取得し、単価と仕様を比較。
分割払い・リース
リフォームローンやリース契約を活用し、月々の支払いを抑える。
光熱費シミュレーションツール
自治体やエネルギー会社が提供するシミュレーションサイトで、削減額を事前に確認。
ライフプランと照合
住宅ローンや教育費など、家計全体のキャッシュフローを考慮し、最適な投資タイミングを検討。
施工内容:築25年の戸建て(延床120㎡)
天井内断熱+外壁内断熱+樹脂窓交換
総工事費:180万円
補助金合計:45万円(国30万円+自治体15万円)
実質負担:135万円
年間光熱費削減:6万円(30%削減)
回収期間:約22.5年(135万円÷6万円)
このご家庭では、窓性能アップによる省エネ効果が大きく、回収期間を大幅に短縮できました。
投資回収シミュレーションで具体的な回収期間を把握
補助金・減税制度をフル活用し、実質負担を軽減
分割払い・リースで家計への負担を平準化
複数見積もり比較と光熱費シミュレーションで安心の資金計画
上甲断熱工業では、補助金申請サポートから資金計画のご相談までトータルで支援いたします。断熱工事の費用対効果を最大化し、家計にも環境にも優しいリフォームを実現しましょう!
次回は第6回として、**「断熱工事の施工品質管理 ~失敗しないためのチェックポイント」**をご紹介します。工事の品質を確保するポイントを詳しく解説しますので、ぜひご覧ください!